今回はベイト工法によるシロアリ予防をさせていただきました。
シロアリの防蟻施工の方法はいくつかありますが、当社では液剤施工とよばれるバリア工法がほとんどです。
薬剤散布、薬剤注入することでシロアリの家屋への浸入を防ぐ方法で、画像のように床下や室内・家まわり、
新築の場合は土壌や木材へ散布していきます。
一方、ベイト工法ではベイト剤という毒エサを食べさせて、シロアリを巣ごと駆除していきます。
このベイト剤は、シロアリの脱皮を阻害する事でシロアリを死滅させるという仕組みになっています。
(脱皮しない生物には影響はありません)
取付方法は、地面に穴を開け、ステーションと呼ばれる容器にベイト剤を入れてセットします。
上の画像にもあるように、建物の周辺を囲むように等間隔に設置していきます。
ベイト工法のメリットとして、
家の中での作業がない、薬剤の臭いが気にならない、巣ごと駆除できるなどありますが、
デメリットとしては、
シロアリがエサを巣に持ち帰らなければ効果がないので、即効性はありません。
数カ月~半年ほどかかる場合もあるので、すでに被害が出ていてすぐに駆除しないといけない場合は
薬剤散布によるバリア工法が最適です。
また、容器の設置個数が多くなるのと、設置後の定期的な管理が必要になるのでバリア工法と比べると
費用が高くなってしまいます。
今回は複数の建物への予防で、バリア工法の建物とベイト工法の建物にわけての作業となりました。
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梅雨も終盤になり、暑い季節がやってきます。
シロアリの活動も活発になっていますので、何か気になる事があればお気軽にご相談下さい。