今回は、新築の防蟻対策についてお話していきます。
シロアリの大好物である木材。
日本の一戸建て住宅における木造率は、約91%という高い水準にあります。(新設住宅全体では59%)
(林野庁 令和3年森林・林業白書より)
一度でもシロアリの被害に遭うと、木材は元の状態には戻りませんし、土台や柱を修繕するとなると、
高額な費用がかかってしまいますよね😥
そうならない為に、「防蟻対策」をしっかりとする事が大切です。
シロアリ予防の方法には、どんなものがあるかご存じですか?
当社では建築会社様からご依頼頂き、予防措置である土壌処理、木材処理を行っています。
土壌処理は、基礎の内側の土壌からシロアリの侵入を防ぐ為の予防方法です。
シロアリは基本的に、土の中に巣を作るので、巣から家の木材にたどり着くには土の部分を通ります。
その通り道である土に直接薬剤を散布し、シロアリの侵入を防いでいきます。
予防処理の中では最も効果的な方法だといわれています。
次に、木材処理は、建物に使用する木材に薬剤を塗布していく方法です。
こちらは土台に使う木材処理の様子です。
(薬剤には色付きのものとそうでないものがあります。)
棟が上がると、今度は柱への処理をしていきます。
柱の部分は、土台から1mまでの木材、浴室や台所等の水回りの木材などの決められた箇所に
刷毛でしかっりと塗布していきます。
これで新築の防蟻処理は完了です!
もちろん、このような予防措置を行っても、年数が経つと効果は薄れてきてしまいます。
定期的な点検を行うことで、もしシロアリの被害に遭ってしまっても早期に対処する事ができ、
被害も最小限に抑えることができますよ✨
当社ではお客様の大切なマイホームを守るお手伝いを、しっかりとさせていただきます!
家の事で気になる事がありましたら、お気軽にご相談下さい。